美唄の夜を撮ってきた。古いけど、雰囲気が良い街

美唄の飲み屋街へ一人撮影ツアー

「あー、腹減ったけど食材買うの忘れてて、米しかないな」ということで、昨晩一人でカメラを首からぶら下げて写真を撮りながらメシを食いに行ってきた。
僕のデジ(D610)のISO感度のMAXは6400。
いや、それ以上も一応設定としていけるようにはなっているんだけど、それ以上だと劣化が急に激しくなるので僕の中での上限は6400と勝手に決めているわけです。
結果、全然撮れるなと思った。
50㎜で開放が1.8。シャッター速度は1/180とかで撮れるので全く問題無し。

人はいない。まだ早かったし

多分、18時半とかに出てしまったので人とはすれ違わず、結局街並みばっかり撮っていたんだけど、やっぱりなんだろね、この人の心をくすぐる感じ。
「絶対にそうするんだ」と固い意志で決めているわけじゃなく、僕が引越すのはいつも県庁所在地を避けていて、その土地の地元の人たちと酒を飲む方がよっぽど面白い。
そんで大体みんな決まって「ここ面白い? 何も無いところなのに」って言われるんだけど、それは多分、多分だけど故郷を卑下しているわけじゃなく、単純に引越してきた僕への憐憫と言うべきか、「ごめんね」みたいな雰囲気のことを言われるんだけど、何言ってんすか、美唄の皆さん。
俺、この街好きですよ。凄く住みやすいと思うもん。

美唄についてまとめるページを作ろ

僕は別に「地域再生」とか「過疎化を無くそう」というような大義名分なんてのは全然無く、単純に「この街、面白いよー」と思うんです。
「ここには何も無い」って言葉って、それはあくまでもその人の考え方、捉え方なだけであって、実際のところ僕には東京、大阪には何もないと思ってます。
あ、違うな。東京や大阪の都市部には何も無いなぁと。
関空を使うことになったときに宿を取った「泉佐野市」とか俺大好きだし、東京は元々苦手なのであまり行ってないけど、人口の少ないところに行けば色々な面白い(と僕が感じる)場所は沢山あるんだろうなと。
これもあくまでも僕自身の考え方、捉え方なのはもちろんだけど、どうやったってその街が劇的に変わるなんてのは数年単位じゃなかなか難しいと思うので、与えられた環境の中でどんだけ楽しめるかなぁってのが多分僕のテーマの一つなんだろなと。
なんだろこれは。多分きっと「資金も革も設備も潤沢にあるけど、作るものはそんなに良いと思わない」ってのと、「金も無いし、革の在庫も極々限られてるけど、その中で良いと思ってもらえるものを作ってるつもり」っていうのと同じな気がする。
あれ? なんでこんな話になってんだろ笑
まぁいいや。とにかく美唄に関するページを作ろうと思います。
あと、そろそろ農家さんに挨拶に行って、「雪が解けたら土を分けてください。あと、藁も」って言いに行こ。多分、休耕地って沢山あるだろうからさ。

アリノハネ (arinohane)

北海道美唄市にある靴職人の店、アリノハネのホームページです。