ブライドルレザーの名刺入れの企画と、これから砂川のソメスサドルへ

ブライドルレザーの名刺入れ

昨日、書いていた自分用の名刺入れを作りました。
やっぱりその、一応「社会人の顔」みたいなものも持っていた方が良いよなということで、革に詳しい人だったら、「え、それブライドルっすか?」って訊かれたりしたときに、「あぁ、まぁそっすね」と平気な顔で言える大人になっておきたいよなと、そんなことを考えたりして、高級な革を使ったものです。
残りが少ないので残り限定2個のみとなりますが、「この機会に良いやつ買っとくか」という方はご検討ください。
(※せっかくだから(?) お安くしましたー)

ブラウンのブライドルレザーの名刺入れ(真鍮のギボシ) | 犬の首輪専門店 イーストカラー on the BASE

首輪を作っている中で余ってしまった革をどうしようかな、というのは一つのテーゼみたいなものなんですが、自分が必要とするものをちょっと制作してアップさせてもらっちゃおうということで、昨晩制作した名刺入れです。J・ベイカー社という、革職人の人であれば恐らく知っているであろうイギリスの老舗タンナーさんが作っているブライドルレザーで、脂が通常のヌメ革よりも多くてオイリーでしっとりとしていて、そのおかげで乾燥に強く手入れの必要が無いといっても良い革だと思います。内側に使っている革は厚さの薄い牛ヌメ革を使っています。縫製は表に見える部分はミシンで行い、背面の方は手縫いにして強度を上げ、表に見えるギボシと背面のカシメは真鍮を使いましたので、これから更に色がくすんでアンティーク調の雰囲気に落ち着くものとお考えください。あまり沢山の名刺は入りませんが、その分大切に使える、というか大味な使い方をせずに丁寧にお使い頂けたらなぁと思っています。革の残りが少ない為、限定2個のみとなります。サイズ:108㎜×68㎜

犬の首輪専門店 イーストカラー

これから砂川のソメスサドルへ

日本には大小含めいろんな革製品のブランドがありますが、北海道で有名(規模が大きい)のは「ソメスサドル」と「鞄いたがき」、「くさかカバン店」の3つなのかなと思っていて、どの会社もやっぱり凄い技術だなぁと思うわけです。
で、今のところ詳細は全くのノープランだけど、このまま一人で仕事を続けるんじゃなく、小規模で良いからきちんとした店舗と型紙とラインを作れるようになりたいなと思っていて、その参考にさせてもらいたいなとこそこそと見てくるわけですが、先日クラッチさんとも話していたけれど、同業の人間って普通の人と見る場所がかなり違っていて、僕はバッグのコバと内張りをしつこく見まくって、「コイツ、同業だろ」って思われる気がしないでもないですが、まぁそこはね、良いのかなと思う次第です。
そんなこんなで、本日は午後から仕事します。
行ってきやす。

アリノハネ (arinohane)

北海道美唄市にある靴職人の店、アリノハネのホームページです。