僕は「すあま」と「ういろう」が好きだ。
昨日、いつもお馴染みの串乃屋でさやといっしょに焼き鳥を食べていたら、『オブラートに包まない』でお馴染みの東川にいる姉弟子からLINEが来て、「カズの家、どこ?」と書かれてあった。
昨日、いつもお馴染みの串乃屋でさやといっしょに焼き鳥を食べていたら、『オブラートに包まない』でお馴染みの東川にいる姉弟子からLINEが来て、「カズの家、どこ?」と書かれてあった。
ふむ。これは完全に「近くにいる」ということを指し示すものだ。
「えーと、どこにいるんですか?」
「福よしで焼き鳥買ってこれから帰るんだけど、どこ?」
「福よしで焼き鳥買ってこれから帰るんだけど、どこ?」
「今、串乃屋ってところでさやと焼き鳥食ってますよー」
5分後、ガラガラと扉が開き、姉弟子が入ってきた。
「カズー、はいこれ、お土産」
「いやありがとうございます。その前になんで美唄にいるんすか?」
「いやありがとうございます。その前になんで美唄にいるんすか?」
「札幌行ってさ、今その帰り。旦那は車で待ってるよ」
「え、旦那さんも来てくれたらいいのに」
「え、旦那さんも来てくれたらいいのに」
「人見知りだから良いんだって」
「15年くらい前に会ったじゃないすか。家にも泊めてもらったし」
「15年くらい前に会ったじゃないすか。家にも泊めてもらったし」
「まぁ、いいのいいの旦那のことは。それ食べな」
「え?なんすか?開けて良いすか?」
「え?なんすか?開けて良いすか?」
「うん」
中は「すあま」と「よもぎ餅」だった。
最高だ。最高じゃないかこの組み合わせ。
最高だ。最高じゃないかこの組み合わせ。
「まーじすか、めっちゃうれしー!」と本気でテンションが上がり、さやも「前からすあま食べたいって言ってたんです」と姉弟子に伝え、結果、どういうことでそうなったのかさっぱりわかりませんが、姉弟子とさやが強力なタッグを組み、僕をけなす、というとってもハッピーなことになりまして、キャッピキャピなお食事になりました。
そんですぐに帰るからということだったんで、僕とさやは店を出て旦那さんにご挨拶。
そしたらね、そっか旦那さんってほんとに人見知りだったんだという感じで、なんかみんな無言のままお辞儀しまくるという、アフリカの砂漠地帯にいる小動物の未だ解明されていない習性みたいなことを、美唄の焼き鳥屋の店先でやってました。
あー、美味しかったなぁ。
もし僕に子供が出来たら、女の子なら「数天(すあま)」にして、男の子だったら「宇井郎(ういろう)」にしたいな。
もし僕に子供が出来たら、女の子なら「数天(すあま)」にして、男の子だったら「宇井郎(ういろう)」にしたいな。
そんで宇井郎が社会人になってさ、地元の小さな建設会社とかに就職して、先輩たちの前で挨拶をするわけです。
「はじめまして、山田宇井郎です。嫌いな食べ物は硬くて辛いもの。好きな食べ物は柔らかくて甘いもの全般です」って言ったら、先輩たちにドカーンとウケて「宇井郎、お前の両親はほんっと最高だな、がはははは」と背中をバシーンと叩かれ、「テッヘヘ」って宇井郎が照れ笑いしている姿が目に浮かびました。
さて、仕事を頑張ろう。
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