なぜ小説を読むのか?最近になって図書館によく行くようになり、大体10冊くらいを借りてきてメシの時間とか布団に入ってからちょっと読んだりしているんだけど、基本は小説か詩集、陶芸入門みたいなそんなものばかりを借りているんだけど、果たして一体「何で小説読んでるんだっけ?」と割とありきたりな疑問にぶつかったんで、ふむふむとちょっと考えてみたんです。「小説みたいなフィクションを読むよりも、ビジネス書とか偉人の伝記とかを読むべし」みたいなことを、誰だっけな、なんかどっかの経営者か誰かが書いていたか言っていたような気がするけど、ビジネス書ってのは基本的に9割以上は読み捨てるものだよなと思っていて、つまり、その時の時世に合わせて商売ってのはこうすべしってのが毎回毎回ア...25Feb2018書評2018年 美唄
種田山頭火と尾崎放哉言葉を身にまとって、それを自由自在に操っているように見える人ってのが、僕にとっては一番のヒーローとしての存在なんじゃないかなと昨日ちょっと思った。そしてなぜか僕が好きだなぁと思う人の大半は、前衛的でぶっ壊れていて、刹那的でポンコツで全然友達になりたいと思えない人が多く、そういう人に強い憧れを抱いてしまっている自分は、いよいよおかしな方向へ進んでいるんじゃないのかなともちょっと思ったりするのです。種田山頭火と尾崎放哉同じ師匠の下から出たこの二人は自由律俳句で今は有名だけど、「動」と「静」という分けられ方をしているんでしょう。でも結局二人に共通するのは多分、「どっちも酒に溺れてどうしようもない人間だった」みたいな感じで片付けられてしまい...21Feb2018書評2018年 美唄
ずっと眼鏡が欲しい。それと「アヒルと鴨のコインロッカー」で一人で泣く「あー、メガネ欲しいな」ってこのところ何度も言ってる気がする。ものっすごい、極端に目が悪いわけじゃなく、1年くらい前からなのか少しずつ視力が落ちてきて、「あぁこれ、老眼がすぐそこまで来てんのかな」とちょっと思うくらいのレベルでしてね、普通に生活をしたり、車の運転したりするのには大きな支障をきたしているわけじゃないけど、ちょっとしたときに「あー、メガネ買いに行くかな」と思うわけです。17Feb2018書評映画2018年 美唄
忌野清志郎 奇妙礼太郎多分、高校生の頃から忌野清志郎が好きでよく聴いてた。最初はなんだこのぶっ飛んだおっさんは、声もなんか嫌な感じするなぁって思っていたんだけど、気が付けばもうどっぷりとハマってしまい、良いなぁ良いなぁとその後もちょいちょい酒を飲むときに聴いたりしてる。そして奇妙礼太郎。多分去年その存在を知って聴き始めたんだけど、いやはや格好良いなぁ。清志郎とか、あとは多分ヒロトからとか歌い方の影響受けたんだろうなと思うけど、断然ライブ盤が良くて最近は仕事中もそうだし、一人で酒飲んでパソコンに向かっているときも結構な頻度でYoutubeで観ながらフォーってなってる。札幌のCAVE STOREに行って進藤さんと酒飲んだりしているときに、「最近どんな音楽聴い...21Jan2018書評音楽
久々の岡本太郎は、変わらず衝撃だった僕がまだ20歳の頃、北海道に居てサラリーマンをしていた。高校を卒業する前の進路相談でも特に何もやりたいことなんてないし、どうせ社会に出たら退屈で仕方がないんだろうなと思っていたし(実際、退屈で仕方が無かった)、成績もよくないから拾ってくれる会社に就職しようと思って面接を受け、受かったので2年間サラリーマンをしていた。「あー、つまんねぇな。なんか面白いことないかな」ってずっと思っていたけど、結局何もしたいことも無いので言われた仕事をこなしていたんだけど、そのときになんで読むことになったのかわからないけど、岡本太郎の「自分の中に毒を持て」を読んで、うわーーーーってなって、これはもうとにかく北海道を出なきゃいけないなと思い、辞表を出して数...17Jan2018書評