初ローファーウィングチップの靴とかは以前作らせて頂きましたが、今回は初のローファー。かなりサイズが重要になるので、うへうへ言いながら作って行きました。本日これから底付けをすれば完成予定。店内のリニューアルしたい。ただまだ何もプランが定まっていないので、やり始めたら後悔するパターンよねきっと。08Feb20192019年 美唄靴職人
革のブーツの作り方アルテピアッツァのイベント終了割とマメに更新していたこのブログもここ数日かなり放置してしまっていたんですが、いやはやもうたっぷりと仕事していました。今回、そのイベントまでにどうしても間に合わせたかったのがこのブーツで、うちの店がオープンする前からご依頼されていたものですが、アルテのイベントは倉知さんが主催のものなので、その主役の方に履いてもらえたらということで、おーーーりゃーーーーと、そのことだけを考えられるように店を閉め、店の中がどんだけ散らかろうがなんでも来いじゃと進めていった結果、ギリギリ前日に間に合いました。そしてアルテの本番、僕はフォトグラファーとして参加させて頂いていましたので、ご来場頂いた方の写真を撮らせて頂いていまし...13Nov2018靴職人北海道美唄市の革製品の店2018年 美唄
明日から4連休両親が来た昨日、朝から両親が小樽に行くついでに店に寄ってくれて、梨とかブドウをもらいました。あざす。一応両親の足の型も取らせてもらったんで、時間を見て靴を作ろうかなと思っています。明日から4連休します道内で最後の撮影場所が函館に決まり、まず日帰り出来るような距離じゃ無いので函館に宿泊して帰ってくることにしました。実際には3連休+火曜の定休日なので4連休ってことになるわけですが、函館なんてなかなか機会が無いと行けないってのと、元々海があって坂道の多い街に僕はとても惹かれてしまうので、それならいっそのこと、函館をたっぷり楽しんでこようじゃないか、とそう思ったわけです。今回は函館出身の小説家、久生十蘭についての特集となり、彼にまつわる場所...20Sep2018業務連絡靴職人2018年 美唄
目標達成。次に向かうべしぎりぎり30代で間に合った午前中に札幌のお客さんのところに行って仮合わせをして、OKをもらったので美唄に戻ってきて底付け。靴用のグラインダーじゃなくて、ホームセンターで売られている卓上のグラインダーなので、これ小さいからやりづれーと、変な汗をかきながら少しずつ少しずつ削っていきました。で、ようやく完成。あー、なんだろうこの充実感。師匠のところにめっちゃ緊張して弟子入りの挨拶をしに行ったときの自分に見せてやりたい。「あんたぁ、紆余曲折ありまくったけど、それが良い感じになってなかなか頑張ったよ」と。まだまだ全然未熟なところばかりが目立つんだけど、作りながら「そっか、次はここをこうした方が良いんだな」っていう気付きがあったので、次はもっと...14Sep2018靴職人北海道美唄市の革製品の店2018年 美唄
靴作ってるときが一番楽しいわ本日仮合わせひとまず写真の通り、仮合わせ前の靴が昨晩完成。うちの80年くらい前のTE-1というSEIKOのミシン(通称:セイコちゃん)がカタカタと縫ってくれて、革漉き機が無いので全て革包丁で手漉きをしてどうにか形にした、といった感じです。いやはや、なんともまぁ、やっぱり面白いな靴作り。21歳とかのときに、「オラ、靴作るんだべさ」と弟子入りさせてもらって、なんやかんやで独立してからも靴は全然作らずに他の革製品ばっか作ってきましたが、この「原点に戻った感」がするこの感じ、ふわーーーーってします。とにかくこれから木型を抜いて、札幌に仮合わせに行ってきます。そんでOKだったらすぐにまた美唄に戻り、底を取り付けて明日また札幌に行って納品です。...13Sep2018靴職人北海道美唄市の革製品の店2018年 美唄
熊とトンボ。ちくわとちくわぶちくわとちくわぶ「今日は何食べたの?」と訊かれた。「えーとね、またキムチ鍋食ったよ」と答えた。「中身はまた野菜だけのやつ?」「いや、野菜だけだと物足りなくなってきてさ、でも家では肉は食べないようにしようと思ってるから、その代わりにちくわを入れてみたよ。割と美味しかった」「そっか。いいね。ちくわぶも入れたんだ?」「え…、う、うん…。ぷぷぷ。あれなんだね、ちゃんと『ちくわぶ』って呼ぶタイプなんねw」「え?どういうこと?」「いや、俺はさ、「ちくわ」のことは「ちくわ」って呼ぶんだけど、「ちくわぶ」って呼ぶんだなと思ってw」「え?」「え?」「『ちくわ』と『ちくわぶ』は別物だよ」「へ?」たとえ話として成立してない「うそ?本当に?」「割とメジャー...08Aug2018靴職人北海道美唄市の革製品の店2018年 美唄
エアコンいらんくなった朝晩涼しい、ってか寒い「北海道」と一括りにされることが割と多いんですが、良く言えばここは日本のUSA。時差なんてものはもちろんないけど、土地によって微妙に方言があったり、アクセントが違ったりしていて、天気も北海道内でも結構違います。釧路は夏でもめちゃめちゃ涼しい、というか寒いし、豪雪地帯や氷点下30℃近くになるところもそれなりに限られています。で、現在住んでいるこの美唄は結局「地元の旭川に比べれば」って書き方になるけど、いやはやもうもう住みやすい。雪も旭川に比べたら全然少ないし、寒さはまぁ寒いけど旭川に比べるとまだ緩い気がして、湿気は全然というと嘘になるけど、カラッとしているのであの嫌なべたつく感じはありません。もう先週のあの嫌な暑...06Aug2018靴職人北海道美唄市の革製品の店2018年 美唄
靴職人と名乗ってよしイメージって大切よね「イメージ」ってのはとても大切なもので、財布やらバッグやらを作るとなった場合でも、最初は「なんとなくこんな感じにしよう」からスタートして、次に細部をある程度決めて行って、最終的に「こうしよう」ってものが固まるとそこからは割とスムーズに作業は進んだりします。一応、革製品を作る仕事で独立をして12年とか経ち、「こんな感じの物作れる?」ってパッと見せられたときに、全てではないけどそこそこ早い段階で作り方のイメージが出来るので、「うん、大丈夫ー」と答えて注文を頂いたりします。サンプルの靴を作ったで、昨日ちょっとお客さんに電話が繋がらず、ふむ、どうしたもんかと思ったときに、「よし、17年振りくらいに靴作るべ」と思い、とにか...05Aug2018靴職人北海道美唄市の革製品の店2018年 美唄
新しい相棒たち浦臼の靴職人さん先日、バッグの修理をご依頼を頂いてお客さんがいて、その方の親父さんが靴職人だったというお話を聞いていたんです。で、その方が一昨日来られて、「これ、捨てようかと思ったんだけど、使ってくれた方が親父も喜ぶだろうから」ということで道具一式を譲ってくださいまして、山田はもうヨダレが出そうになるくらい喜びました。大切に使わせて頂きます。押忍店に入った相棒たち01Aug2018靴職人北海道美唄市の革製品の店2018年 美唄
靴の注文頂きました一人の女性「前から気になってて、今日も一回通り過ぎたけど、うーん、やっぱり行ってみようと思って入ってきたの」と言われ、「ありゃ、そうでしたか。なんか在庫が全然無くてすみません」と答えました。その後、革の仕事の話とか、僕の今までの経歴みたいなことを訊かれてそれに答え、僕のアトリエの棚の上にある『100万回生きたねこ』の話に。18Jun2018靴職人2018年 美唄
店の商品に値札と説明を書き始めた。あと、靴作り店にカメラを忘れてきたから、革包丁の写真で誤魔化してます。おはようございます。値札と商品説明の紙今ある在庫品にようやく値札と商品説明の紙を昨晩こそこそと書いて、棚に貼っていきました。僕はそんな口下手な方じゃないってのは自覚しているんだけど、なんだろ、自分がどっかの店に行ったときに、後ろの店員さんが「それは〇〇です」「そっちは〇〇であれです」とか言われると、「なんか監視されてる気がする!だ、誰だ?!」と思ってしまうタイプなので、ここはもう、商品説明の紙を全てに用意して、あとはお客さんに読んでもらうのがベターなんじゃないかなと思ってるわけなんです。で、一応ほぼ全てのものに貼っていったんだけど、気が付けば商品棚がその紙だらけになっていて、...16Jun2018靴職人2018年 美唄