好きな単語と、そこから受けるイメージのようなもの別に意識して使っているわけじゃないけど、気が付くとその言葉を使っていて、(あ、また使っちゃった。でもなんかこの言葉ってすごいその状態をきっちりと言い表してるよな)って思う言葉って、きっと誰しもなんとなく持っているような気がするんです。僕の中で結構前からその言葉を使う度に、「いやぁ、良い単語だなぁ」って一瞬思ってまた会話に戻るってことが割とあります。その単語ってのが「ぼってり」なわけです。陶器を作る場合、その作りかけの状態からそれをどのような方向で作っていくかってのを途中で考えたりする場合もあるんだけど、その中で「もうちょっとこう、シャープにしようと思ってんすよ」っていうときや、「いや、これはこのまままっすぐシュッとした感じにしたいっ...28Feb2018陶芸2018年 美唄
「夜に書いたラブレターは読み返せ」というのが一応、常識一日の仕事を終えて23時くらいになると、さてどうするかなと割に迷うことがあります。果たして日の目を見ることがあるのかわからないけど、微妙に本当にものっ凄い遅いスピードで長々と文章を書き溜めているんだけど、それをさらっと読み返してみたりすると、「あ、これ絶対夜に書いた文章だろうな」と自分でわかることが結構あります。妙にセンチメンタルだったり、妙に攻撃的だったり、変に天邪鬼だったりといったそこそこ路線の定まらない文章を延々と書いていたりすることがあって、でもそれはそれで面白いのでいいやこのままとっておこう、何かのネタになるかもしれないってことでそれも踏まえて多分今晩も書き続けるんだろうなと思う次第でございます。結構その、「夜に書いたラブ...28Feb20182018年 美唄
最近の涙腺の弱さ、どうなってんのさ仕事中はYoutubeか、iPhoneと繫げたスピーカーで音楽を流すってのがもう日課になり、「おっし、仕事しよ」と一度きちんと独り言を言ってから、前掛けをギュッと縛って机に向かうってのが一つのルーティンとして出来上がっているんだけど、今日昼休み中にYoutubeで音楽を聴きながら文章を書いていました。そんで「関連の動画」みたいなやつに恐らく勝手に切り替わり、僕が好みそうな音楽に変わっていってそれはまぁ割とよくあることだからそのまま放置して文章を書いていたんだけど、いくつか曲が流れ、知らん間に初めて聞く男性の歌声に変わっていました。そんでなんか声高いなーとか思いつつ手を止めてなんとなくその動画を観てみたら、とある日本人の人が歌っていて...27Feb20182018年 美唄
聞いたことない方程式と、あー、そういう生活っていいよなって話「ハロー、元気?そっちはどう?こっちは今凄い寒いよ」と海外に住んでる友人からメールが来た。「いやいや、『凄い寒いよ』ってあんた、そのセリフをよく北海道に住んでる人間に言えるね。こっちは現在、-17℃だよ」と返した。「あ…、ごめん、じゃあこっち暖かいね」「うん、そうなるね。こっちに比べたら」「まだまだしばらくは北海道にいるの?」「うーん、わかんない。それは今のところは何とも言えないわ。凄く良いところだけど」「そっか、じゃあ次に住むとしたらどの辺がいいとか考えてる?」「今は広島がいいなと思ってるよ。尾道か鞆の浦か、もしくは岡山と兵庫の県境辺りとか、あとは山口も良いなと思ってる」「あーぁ、またちょろちょろしたくなってる笑」「山田山頭火と呼...26Feb20182018年 美唄
バランスを取るってのが一番難しい「人生に必要なものは2つ。それは、バランスと小さな混沌だ」 この言葉は今僕が勝手に作ったものだ。でも、これを声に出してそれっぽく読むと、なぜか名言のように聞こえてくるから不思議なもんです。あとはなんだろ。「餃子作りにおいて必要なものは2つ。それは、サイズの合った鍋蓋とキッチンタイマーだ」ってのも良さそうだし、「可愛いな思える女の子の条件は2つ。それは、気遣いが出来ることと、怒ったら怖そうなところだ」でもいい。ふむ。話を元に戻そう。「バランス」についてだ。どんなものにも絶妙なバランスってものがあるわけで、それは自分が作るものだけじゃなく、世の中にあるもの全てにバランスってものがあります。そして、それはモノだけに留まらず、考え方や人との...26Feb2018革製品陶芸真面目な話2018年 美唄
「おいしい」の速度と、求められる感想。先日、美唄のバーで知り合った二人の先輩たちにライブに連れてってもらった。どうやらその店によく通っているらしく、「山田、どうせ良いもん食ってないだろうから、良いもん食わしてやる」ということでお呼び頂いたのだ。普段はいろんなメニューがあるらしいんだけど、その日はライブということでメニューは限られていて、おでんやモツ煮、モツカレーやザンギなどがあって、「俺、そんな食えねぇっすよ」と言うんだけど、「いいから、大丈夫大丈夫、若いんだから」と目の前に美味そうなメシが並べられた。「このモツ煮、美味しいから食べな、ほれ食べて」と言われ、僕はそれを口に入れて「うわ、美味い」と答えた。「速い」と言われた。僕は「え、何が?」と返す。「いやだから、【美味し...26Feb20182018年 美唄
男はバカでモテたいのだ「山ちゃんってさ、前に甘い物嫌いって言ってなかった?」と言われた。「いやなんかさ、可愛い子ちゃんに向かって、男なのに『甘い物めっちゃ好き』とか言うのって、なんとなく格好悪いかなと思ってさ」「そっか、それをようやく今この状態で白状したんだ?」「うん、まぁ白状したというか、まぁそうだよね。今完全に目の前で六花亭の豆大福食ってるもんね」「おいしそうにね」「うん、おいしそうに見えるだろうし、めっちゃ美味いわ。なによこれ、世界一美味いわ。で、実際のところ、多分俺の好物には『ジャイアントカプリコのイチゴ味』と『クランキーの一口サイズのやつ』と、『バウムロール』が確実に入るわ。月に3個は食ってると思う。大福とたい焼きと、あとホワイトチョコも好き」...25Feb20182018年 美唄
なぜ小説を読むのか?最近になって図書館によく行くようになり、大体10冊くらいを借りてきてメシの時間とか布団に入ってからちょっと読んだりしているんだけど、基本は小説か詩集、陶芸入門みたいなそんなものばかりを借りているんだけど、果たして一体「何で小説読んでるんだっけ?」と割とありきたりな疑問にぶつかったんで、ふむふむとちょっと考えてみたんです。「小説みたいなフィクションを読むよりも、ビジネス書とか偉人の伝記とかを読むべし」みたいなことを、誰だっけな、なんかどっかの経営者か誰かが書いていたか言っていたような気がするけど、ビジネス書ってのは基本的に9割以上は読み捨てるものだよなと思っていて、つまり、その時の時世に合わせて商売ってのはこうすべしってのが毎回毎回ア...25Feb2018書評2018年 美唄
作風とはなんぞや陶芸をやり始めると、「作風」ってものを問われるなと思うんだけど、その辺のことってついつい人に相談しちゃったりして、近くにいる人たちが「こっちの方が良いと思う」ってことを言ってくれて、それをこう自分の中に貯めていくんだけど、結果的に「自分はどうしたい?何に感動して、何を作りだしたいのか?」ってことをどんどん追いつめていく作業、みたいなことをこのところ毎日ずっと考えています。ただ、考えてみると革製品を作るときはもう、オーダーメイドがほぼメインになっているので、そこは「作風」というよりも僕が作ってきたものを見て、「あとはお任せします」って言って頂く場合が多いので、自分の中で良いなと思うものを作っていくんだけど、そっか、それは結局、今まで作...25Feb2018革製品陶芸真面目な話2018年 美唄
今日はこれから札幌へ。人の癖人には癖ってものがある。自分では意識していないけど、それはきっと誰しもが持っているものなんでしょうきっと。で、僕は困ったり、何かを考えたり、照れたりするとき、写真のように左耳の耳たぶを触るという癖がいつの間にか出来上がっているらしく、はてなブログのプロフィール写真もニコラスが酔っぱらって僕のカメラを使って撮ったものなんだけど、やっぱり左耳の耳たぶを触っている。写真を撮るのは好きだけど、撮られるのは凄く苦手だ。撮られる瞬間、「なんでカメラなんてものが世の中に存在するんだ」って思うくらい、僕は撮られるのが嫌いだ。散々人のことは撮るくせに。自分勝手なんだきっと。(※↑の写真はチャンノハが撮ってくれたやつ。サンクス、チャンノハ) 昨日は夜に...23Feb20182018年 美唄
「なるほど」と納得したSNSの流れについて多分6年くらい前だったか、僕はフィルムカメラで撮影した写真をアップするというブログを毎日更新していて、多分それなりにアクセスも多く、それ以後、カメラマンとしての仕事に繋がったという経緯があります。で、その頃によくコメントを入れ合ったり、実際に京都に行ったときにその方が大阪在住だったので一緒に飲みませんか? と誘われて、京都の祇園の近くのBarで飲んでうひひうひひと男二人カウンターで飲んでました。その後、そのブログは書かなくなり、その方ともいつからか連絡を取らなくなったんだけど、今朝起きたらTwitterから通知が来ていたのでそれを開き、そのまま寝ぼけ眼のままちらっと見ていたら、たまたまなのか、その方のTwitterが「知り合いかも?...23Feb2018真面目な話2018年 美唄
物を作って暮らす人は、井戸に小石を落とすようなものひとまず昨日書いた通り、陶器の本焼きが完了して、ちょうど今日で美唄に引越してきてから1カ月、どうにか陶芸の方もスタートできるようになったんじゃないかなと思います。23Feb2018真面目な話2018年 美唄